女性器コンプレックス
唐突ですが、女性の場合、ご自分の性器を見たことはあっても、他人(女性)の性器を見たことがある人はあまりいませんよね。
「あのグラビアアイドルの胸にあこがれる!」のような感覚で、
「あの○○さんみたいな性器にあこがれる!」なんてことは誰も思いませんよね。
問題なく普通でありたい!!! それで十分なのです。
では、どこからが普通で、どこからが問題なのか?
そのラインを引くのはとても難しいことです。
胸・ヒップの大きさや型が一人一人違うように、女性器にも個性があります。
実生活を送る上で女性器に何か不具合を感じているならば、それは立派な女性器コンプレックスでありますし、不具合はなくても、女性器の大きさや形状で悩んでいるとしたら、それも立派な女性器コンプレックスと言えます。
女性器は人と比較できるパーツではなく、デリケートな場所だけに、誰に相談して良いかもわからず、一人で悩み続けている女性が多いようです。
しかし、近年は様々な悩みに対応できる治療法が開発され、専門の医療機関も増え、またインターネット普及による情報供給も手伝い、思い切ってコンプレックスを克服しようとする方が増えてきています。
やっと女性器コンプレックスと正面から向き合える時代が来た!と言ってもよいかもしれません。
女性器の悩みはさまざま・・・
「女性器コンプレックス」と一口に言いましても、その悩みは外陰部に関することも膣内のことも含めると実にさまざまです。
悩みは大きく分けると2種類あります。
①見た目の悩み
年齢を問わず多いのが女性器の見た目に関する悩みです。
● 形の悩み・・・
● 色の悩み・・・
● 大きさの悩み・・・
パートナーに指摘されて気づく場合もあれば、その形に長い間コンプレックスを感じ続けて、悩みの大きさ故に男性との交際に踏み切れない場合もあります。
また最近では、将来、介護を受ける立場になったときに、ご自分の性器の形状だと「恥ずかしい」と悩んでいる方も多くいらっしゃるようです。
②機能に不具合を感じる悩み
もう一つは、実生活の中で不具合を感じる悩みです。
● ひだ(小陰唇)が大きすぎて、下着に擦れて痛い・・・
● 膣にゆるみを感じる・・・
● 性行為のたびに痛みを感じる・・・
● 性器の臭い(すそワキガ)が気になる・・・
生まれつきの悩みの方もいらっしゃいますが、妊娠出産を経てから悩むようになった方、また、更年期を迎えてから悩みを抱えるようになった方もいらっしゃいます。
女性器コンプレックスは改善できます!
医療機関だからできる治療法
「病気ではないんだから、気にしないほうがいい」
「出産したら誰もがそうなることだから」
そういった切り捨てるような言葉で、解決を諦めてしまってはいませんか?
誰にも理解されないで悩みを一人で抱えていませんか?
婦人科形成医療は日々進化をしています。
昔はリスクの高かった手術も、今は、より安全で手軽なものへと変わってきています。
なかなか人には相談しづらい女性器の悩み。
当院では専門の女性カウンセラーが丁寧かつ真摯に向き合ってご相談に応じます。
症状によっては日帰りで30分程度の施術もございます。
一人で悩んでいるあなた!ぜひお気軽にご連絡、ご相談ください!
こちらのコラムでは、今後も女性特有の婦人科系のお悩みについてお話していきたいと思います。