真夏本番に備えてデリケートゾーン対策
夏がやってきました。今年も猛暑が予想されています。
汗ばむこの季節、どうしても気になるのが「臭い」の問題です。
特に女性は「デリケートゾーンの臭い」が心配ですよね。
清潔に保つことが一番ですが、頻繁にシャワーができる環境があるとは限りませんし、女性器の形が原因で垢が溜まりやすい方にとっては「臭い」の問題は深刻です。
今回は垢が溜まりやすい場所「副皮」のお話をさせていただきます。
副皮ってご存知ですか?
「副皮」(ふくひ)。
あまり聞き慣れない名前ですが、実は女性器の一部で小陰唇と大陰唇の間にあるヒダ状の皮膚のことをさします。
しかし「副皮」は全ての女性にあるわけではなく、全く存在しない方、2重または3重に存在する方、片方にだけ存在する方など、個人差が大きくあります。
副皮があると困ること
「副皮」の形、大きさは個人差があり、どのような形や大きさであっても、けっして病気ではありません。「副皮」があることで痛みが生じるケースもほとんどありません。
しかし、「副皮」のヒダの間には汚れや垢が溜まりやすいために、臭いや皮膚の炎症の原因となる場合が多いのです。
また、見た目のバランスの悪さがコンプレックスとなっている方もいらっしゃいます。
「副皮」の切除手術を単独で受ける方は少数派です。
多くの方が小陰唇縮小術やクリトリス包茎の手術を受ける際に、一緒にバランスを整えるために、「副皮」も切除するという選択をされています。
(実際、小陰唇肥大やクリトリス包茎があると、副皮も肥大している場合が多いのです。)
もし、小陰唇縮小術やクリトリス包茎の手術を検討されているならば、よりバランスのよい仕上がりを考えて、副皮の切除術も検討してみてはいかがでしょうか。臭いや炎症の悩みも一気に解消されるはずです。
当院の副皮切除術
副皮切除術は小陰唇と大陰唇の間にあるヒダ状の皮膚「副皮」を取り除き、形を美しく整える手術です。
当院の副皮切除術は、極細で体内で溶ける吸収糸を使用します。
吸収糸による丁寧な形成外科的縫合を行うため、傷跡はほとんど目立たなくなります。抜糸の必要もないので、通院の負担もありません。
手術時間は平均20分ほどで日帰りが可能です。
局所麻酔で手術は行いますが、痛みが苦手な方は、笑気ガス麻酔を使用できますのでご相談ください。
術後の痛みも、処方する鎮痛剤で十分にカバーできる程度ですのでご安心ください。
殆どのケースが小陰唇肥大やクリトリス包茎と合併しているので、状態をよく見極め、お客様のご希望とあわせながら、切除範囲や形を決めていきます。
なかなか人には相談しづらい女性器の悩み。
当院では専門の女性カウンセラーが丁寧かつ真摯に向き合ってご相談に応じます。
一人で悩んでいるあなた!ぜひお気軽にご連絡、ご相談ください!
こちらのコラムでは、今後も女性特有の婦人科系のお悩みについてお話していきたいと思います。